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LG20/21クロニクル

観客は入場時に、建物の4Fと1Fに振り分けられ、役者が移動しながら行うパフォーマンスを見ることになります。4Fにも1Fにも電話ボックスが5つ。

それぞれは通話することが可能となっている。

 

昨年、上演を断念したLG21クロニクルは、この町の新しい住居形態として、上空を占拠しつつあるタワーマンションを取り扱う予定でした。

​その時に行ったリサーチと、話すらさられらた遠隔通信デバイス「電話ボックス」を使い、コロナ禍で誰もが考えざるを得なかったコミュニケーションの距離をテーマにした作品です。

​ソコハカの町、風の電話

水没した架空の都市"ソコハカ”

10円玉一枚で1分間だけ通話できる電話ボックス

かつて電話番号は人のものではなく場所のものだった

風の電話

もう会えない人に電話をできるかもしれない電話が岩手にあると知った。

そんなイメージの断片を繋ぐ

見れない体を、耳をすませて想像する

​作品がそんな時間を生み出せられたらいいと思っています。

ソコハカの町
00:00 / 03:27
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